収納の大きさと配置の考え方
注文住宅は、自由度が高い住宅設計ができることが魅力ですが、その分、後悔することも多くなるようです。特に後になって失敗だったと感じることが多い部分が、収納です。アバウトに収納の大きさや場所を決めてしまうと、使い勝手が悪くなり、不満をためてしまうことがあります。まずは、部屋ごとに収納するものを決めて、その大きさや配置を考えると良いでしょう。大きさと配置を決めるうえで、収納したいものを書き出してみることが有効です。また、生活動線を考えて収納を配置することは、生活の質や満足度を向上させます。日本は、住宅の大きさに制約があることがほとんどなので、収納スペースを増やそうとすると、お部屋が狭くなりがちです。デッドスペースを上手に活用することも考えましょう。
間取りは住みやすさを第一に考える
住宅の間取りというと、家族構成を考えて部屋の数を決めるという方も多いようです。そのことも大切ですが、間取りを決定する場合は、いかにして住みやすい空間にするかということを第一にすると、後々の満足度が違ってくることでしょう。実際に新居で生活を始めたときのことをイメージして、家族の成員それぞれの生活スタイルや生活動線、重視していることなどを明確にします。そうすると、意見の一致が見られない場合も、良い落としどころを見つけることができます。また、間取りは土地の形や地域によっても異なってきます。狭い土地で形状が変形している、土地柄、車の使用が必須といった地域に住んでいる、などの条件で間取りの設計は変わってきます。
名古屋は、都会でありながら中心部から少し離れると自然に触れられる、住みやすいと評判の街です。そんな名古屋の注文住宅建築数は全国的に見てもかなり多く、年間で4000戸ほども建てられています。