生活動線を意識した間取り作り
注文住宅は建売住宅のように完成後の家を見たうえで購入の判断ができるものではありません。そのため、出来上がった家に住み始めてから後悔する羽目にならないようにするためには、いかに暮らしやすい間取りにするかが重要になってくるのです。では、間取りで失敗しないためのポイントにはどういったものがあるのでしょうか。これについてまず一つ言えるのは、そこで暮らす家族の生活動線をしっかりと意識したうえで間取りの設計を行うべきであるということです。例えば、単に見栄えが良いからというだけでアイランド型のキッチンを選ぶ人がいますが、本当にそのようなキッチンは使い勝手が良いのかをよくよく考えてみる必要があります。キッチンの間取りを作ってそこに動線を書き込んでみると、意外とアイランド型は使いにくいという事実に気付くケースは少なくありません。このように間取りを考えるうえでは、常に動線を意識しておくことが重要なのです。
家族構成を意識した間取り作り
間取りを設計する上で、生活動線と並んで重要になってくるのが、そこで暮らす家族の構成です。ただし、ここで考えておくべき家族構成は、必ずしも注文住宅を建てる時点のものだけというわけではありません。家族の構成は時とともに変化していくケースが少なくないので、将来的に家族の構成がどのようになるのかをある程度予測したうえで間取りを考えるようにしなければなりません。例えば、いずれは子供が3人欲しいと思っているのであれば、現時点では子供が1人しかいなかったとしても、3人分の子供部屋を用意できる間取りにしておいた方がよいでしょう。
千葉の注文住宅では、他県に比べて雨水貯留槽を設置を希望する施工主が多く、自治体も設置補助金を支給するなどエコに気を使った住宅が多いです。