機能性を一番に考えた家づくりを
自由度の高い家づくりを実現できるのが注文住宅の魅力ですが、自由だからこそ失敗のリスクが高くなる現実もあります。例えばデザインを重視するあまり、利便性を損ねてしまうケースはよくあります。注文住宅は実際に住むようになって、はじめて感じられる不便があるものです。注文住宅づくりでは、自分の好みや趣味よりも機能性を重視したほうが失敗しにくいです。住宅設計に問題があるだけで、家族との間でトラブルが発生するケースは少なくありません。リビングの動線が悪いと、特に忙しい朝の時間帯は人同士の干渉が発生しやすくなります。例えば、誰かが椅子に座っていると通路が塞がれてしまうようでは生活に支障が出てくるでしょう。来客が来たときに食卓が見えてしまうのが嫌という人もいます。生活していてストレスを感じる点を書き出してみて、それを注文住宅づくりにも活かしましょう。
間取りで失敗しないために相談を繰り返す
間取りが不便だと生活における時間効率が低下します。家事の効率が悪くなれば、多くの時間的ロスが発生するでしょう。家事の効率化を図るためにも、家事動線はよく考えておく必要があります。施工会社との相談では間取りの設定に時間をかけましょう。それぞれの家庭に合わせた間取り図を用意し、施主と一緒に考えてくれる施工会社を選ぶことが大切です。施工会社と相談するときは、どの時間帯に誰がどこで何をしているのか詳細を伝えておきましょう。注意したいのは特定の部分にだけこだわると、他の部分にしわ寄せが行ってしまう場合が多くなることです。
東京の注文住宅は、郊外へ行くほど設計の自由度が大きくなります。土地価格が安くなるため、都心よりも広い土地で検討することが出来ます。